閉鎖療法: 擦過傷などの正しい治療法 by ミヤ

スポーツとして自転車に乗っていると、転んだり、何かにぶつかったりしてケガすることがたまにあります。深い傷や骨折、捻挫などの疑いがなく、擦り傷や切り傷の場合は病院にも行かず、自宅での治療で済ますことが多いでしょう。その治療とは、まず消毒し、ガーゼを当て、絆創膏で止めたり包帯を巻いたりします。小さな傷ならパッド付き絆創膏を貼ります。あるいは出血が止まったならそれを自然に乾かします。いずれカサブタができます。カサブタが取れれば治癒、ということになります。まとめると、

  1. 水で洗浄する。
  2. 消毒する。
  3. ガーゼを当てる。あるいは自然乾燥させる。
  4. カサブタができ、それが取れれば治癒。

これらは日本人の常識と言えるでしょう。しかし! 上記の「水で洗浄」以外はすべて間違いなのです! 正しくは、

ということなのです。ではどうすればいいのか?答えは『閉鎖療法』です。WEBサイトはここ→『新しい創傷治療』。もう、目からウロコ、とともに、「子供の頃から薄々感じていた疑問」が解消した気分です。この方法で正しく治療すれば、従来の方法よりも早く治るそうです(3倍早いという説も)。

要点をまとめると次のようになります(あくまで私の理解の範囲)。

閉鎖療法を実施している病院は徐々に増えつつあるようです(上記サイトにリストあり)。しかし軽いケガなら自分で治療したいものです。最近ようやく、創傷被覆材に相当する製品が薬局で手に入るようになりました。

創傷被覆材を採用した製品(近所の薬局で見つけたもの)

出血がある場合はアルギン酸塩の製品を使用し、その後はハイドロコロイドに切り替えればよいようです。ただし上記の製品はいずれも小さな傷(せいぜい1〜2cm程度)用なので、大きな傷の場合には使えません。また傷が深い場合や、傷口に異物が進入して洗い流しにくい場合は、病院での治療が必要と思われます。

(2004-06-13記)


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